サンリオピューロランドを運営する株式会社サンリオエンターテイメントの代表取締役社長をつとめる小牧亜矢さん。
2019年12月には日本で最も輝く女性に贈られる賞として有名なウーマンオブザイヤー2020のグランプリを受賞し、これまで以上に注目を浴びています。
今回はそんな小牧亜矢さんのプロフィールや経歴について調べてみたことをまとめてみました!
小牧亜矢のプロフィール

名前:小牧亜矢(こまきあや)
生年月日:1959年(月日については情報見つからず)
年齢:60歳(2019年12月現在)
出身:東京都
出身高校:不明
出身大学:成城大学法学部→東京大学教育学研究科修士課程を終了
家族:長男(32歳)次男(2歳で交通事故死)三男(25歳)
現在サンリオピューロランドを運営する株式会社サンリオエンターテイメントの代表取締役社長をつとめる小牧亜矢さん。
現在60歳とのことですが、その見た目の美しさから脚光をあびることも多い様子。
確かにこれだけの美貌を持ち合わせていたら、同じ女性としてはどのようにしてこれだけの美貌をキープしているのか気になってしまいます・・・(苦笑。
小牧亜矢の経歴
ここからは専業主婦から株式会社サンリオエンターテイメントの代表取締役社長まで登りつめた小巻亜矢さんの経歴についてまとめておきたいと思います。
小松亜矢とサンリオとの出会い
小巻亜矢さんは成城大学を卒業後の1983年に株式会社サンリオに入社しました。
この年代はいわゆるバブル期とも言われ、多くの女性は銀行や商社、保険、百貨店、化粧品メーカーなどを就職先として選んでいた時期。
にもかかわらず、小巻亜矢さんはハローキティ、マイメロディ、スヌーピーなどといったキャラクターを扱う株式会社サンリオの企業理念に惹かれ大学卒業後の就職先に選びました。
しかし当時は結婚したら退職して専業主婦となるのが当たり前の時代。
小巻亜矢さんも結婚が決まった後は、当然のように結婚退職をする道を選択します。
この時、小巻亜矢さんは株式会社サンリオに入社して1年半、まだ25歳でした。
小松亜矢の専業主婦時代
結婚退職後は、専業主婦として家庭を支える側となった小巻亜矢さん。
1987年には長男を出産、1991年には次男を出産します。

しかし小巻亜矢さんに突然の不幸が襲います。
次男が交通事故にあい、わずか2歳でこの世を去ってしまったのです。
当時小巻亜矢さんは34歳でお腹には三男を授かっていたようですが、信じがたい出来事に目の前が一瞬で真っ黒になってしまったのではないかと思います。
きっと母親として次男を守ってあげられなかったこと、ずっとずっと責め続けたのではないかと思います。
それでもそんな時を経て小巻亜矢さんは1994年に三男を出産します。
ただ次男の事故の件で小巻亜矢さんがふさぎこんでしまったことから当時結婚していた旦那さんとうまくいかなくなり、三男を出産した翌年の1995年に2人は協議離婚をしました。
サンリオへ再就職し顧問に就任
シングルマザーとして2人の子供を抱え、結婚退職していたということもあってキャリアもない状態・・・。
「息子たちのためにも自分が頑張らなければ」
と、一念発起し結婚前に勤めていた株式会社サンリオへと再就職を果たします。
再就職した株式会社サンリオでは、社内で企業内ベンチャーとして立ち上げられた化粧品事業部に勤務し、全国を駆け回る過酷な日々を過ごします。
その当時をとあるインタビューで
「過労死寸前だった」
と語っていた小巻亜矢さん。
しかしその時の仕事での経験からコーチングを学びたいという気持ちが芽生え、コーチングを学び始めました。
それにしても過労死寸前なほど働いていたのにさらにコーチングを学ぶだなんてもはや超人ですよね・・・。
でもこの時の学びが後に将来へと繋がっていくことになるのです。
とはいえ、その後の人生が順調にいったわけではなく、40代に入ってからは、乳がん(全摘出)、子宮頸がん(全摘出)になり、2度の手術を乗り越えるという大変な時期も経験されています。
このことに関して小巻亜矢さんは、
40代での病気、50代で今の仕事に就いたことも、私の運命だったと思います。巡りくるすべては、自分でコントロールできないですから。
ととあるインタビューで答えられていましたが、このように考えられるようなるまでは、私たちが想像できないような苦労をされてきたのではないかと思います。
コーチングで学んだ知識をさらに深めたい、また仕事に生かしたいという気持ちが芽生え、2011年には東京大学大学院を受験して見事合格し、教育学部研究科へと進みました。
そして2年後には修士の学位を取得し、サンリオピューロランドの顧問へと就任しました。
顧問就任後の経営改革

2014年にはサンリオピューロランドの館長へ就任し、当時低迷していたサンリオピューロランドの経営の改革を進めてきた小巻亜矢さん。
改革の一つとして積極的に取り組んだのは、サンリオピューロランドを大人も楽しめるテーマパークへと変えること。
例えば
- イケメンダンサーを選出
- スタッフとお客さんの距離感をなくす
などなど、子供向けだったテーマパークを大人も楽しめる場所にすることを目指し、改革を進めていきました。
そしてその改革は見事成功し、サンリオピューロランドの業績は見事V字回復をみせるようになるのです。
2019年12月にはその功績が讃えられ、小巻亜矢さんは個人としてウーマンオブザイヤー2020のグランプリを受賞。
今後もこれまでの経験を生かし、一経営者としてこれまで以上にサンリオピューロランドを盛り上げていかれるのではないかと思います。
まとめ
結婚退職した専業主婦が社長になる・・・
というストーリーは端からみたら「なんて凄い人なんだろう・・・」と思ってしまいますが、小巻亜矢さんのこれまでの経歴を知れば知るほど大変な苦労とそして努力をしてきたのでないかと改めて思わされます。
きっとこれから先もいろんな改革をし、サンリオピューロランドにくるお客さんを盛り上げてくれるはず。
これからの活躍も期待しています!